こんにちは。
副業して少しでも収入を多く得たいと考えている人もいるでしょう。
でも、どのような働き方を選べばよいかわからない人も、多いのではないでしょうか。
副業にもストック型とフロー型の2つの働き方があり、違いをよく理解することです。
そして本人の働く目的に応じて、ストック型かフロー型かどちらが適しているかを考え、副業を選ぶことが大切です。
自分に合った働き方を適切に選べば、より多くの収益を得られる可能性が高まるでしょう。
この記事では、ストック型とフロー型の違いと特徴について、詳しく解説していきます。
ストック型とフロー型の違いと選ぶべきポイントはなにか？詳しく知りたい人には、おすすめの記事です。
一度読んでいただければ幸いです。
ストック型副業とは？
ここでは、ストック型の特徴や仕組み、メリット・デメリットについて解説していきます。
ストック型副業が増えている背景
ストック型副業は、増えている傾向にあるといえます。
理由として、現代の働き方や価値観の変化と密接に関係していることが挙げられます。
たとえばインターネットが普及したことにより、コンテンツの作成・販売がオンラインで完結できるので、手軽に始められる環境も整ってきました。
また、多様な働き方が広がっています。
ストック型副業は時間や場所も選ばずに働けるので、本業と両立したり、将来の独立を目指したりする人たちの選択肢を増やしているようです。
他にも継続的に収入を得られるストック型副業は、経済的な安定や自由な時間を手に入れたい人たちの間で、注目されているのも背景としてあるようです。
ストック型の特徴・仕組み
ストック型とは、最初にインフラや仕組みを構築し、長期的に顧客と良好な関係をつくり、継続的な収益を得て安定させるビジネスのことです。
ストック型は、顧客と契約が続いている間、継続的に収益を得られるのが特徴です。
また、新規顧客を増やせば全体としての収益が積み重なり、安定した収益基盤をつくることができるでしょう。
ストック型の種類
| 定期購入型 | 一定期間ごとに継続して購入してもらう形式 |
| レンタル型 | 商品・サービスを貸し出して利用してもらう形式 |
| サービス型 | 一定の費用を支払い、決められた範囲内でサービスを受けてもらう形式 |
| 会員型 | 会員になってもらい、サービスを受けてもらう形式 |
| 賃貸型 | 不動産を貸し出し、利用してもらう形式 |
いずれのサービスも長期的に顧客に利用してもらい、定期的な利用料を支払ってもらうことで、
安定的な収益を得られるようになっています。
ストック型副業のメリット
ここではストック型のメリットについて、説明していきます。
継続的な収益を見込める
ストック型では、製品やサービスを継続的に顧客に購入してもらうことで、長期にわたって安定的な収益を得ることができます。
また一度ストックしたコンテンツは、半永久的に収入を上げてくれる可能性もあるのです。
ストック型副業は、自分が仕事をした時間に関係なく収益が得られる仕組みとなっているため、
需要さえあれば何もしなくとも、継続的に収益を上げてくれます。
それと、本業よりも多く稼げるチャンスもあるのです。
もし成功すれば、大きな収入が得られるでしょう
自分が働かなくても収益を得られる
近年、不労所得への関心が高くなっています。
経済的な不安や経済的自由を求める人が増えていることなどが、理由としてあるようです。
不労所得とは、直接労働しなくても得られる収入のことをさします。
※不労所得といっても、何もせずに収入が得られるわけではないことに注意しましょう。
ストック型は不労所得を得るための方法として、注目されています。
なぜならストック型副業は、自動的に収益を得られる仕組みが完成すれば、その後は働かなくても収益が得られるようになります。
つまり、労働時間外でも収益を上げることができるからです。
仕組みやコンテンツが自分に代わって働き続けてくれるので、その分の時間を自由に使うことができます。
安定した収入による心理的な安心感がある
現在元気に働けていても、病気やケガなどで働けなくなるリスクは誰にでもあります。
もし働けなくなったら、収入が減少することで生活費の確保に困ったり、治療費の負担が大きくなったりする可能性もでてきます。
しかしストック型副業は、自分が働かなくても安定した収益を得られるので、働けなくなっても収入が途絶える心配もありません。
そのためストック型副業は、働けなくなったリスクを軽減する上で有効な手段なのです。
ストック型副業で、安定的な収入が得られるようになれば、万が一のリスクにも不安を感じずにすみます。
また、心理的にも安心感を持てるでしょう。
働かなくても収益が得られて、リスクも軽減できるのは大きなメリットです。
ストック型副業のデメリット
ここではストック型のデメリットについて、説明していきます。
収益が出るまでに時間がかかる
ストック型副業は、長く安定した利益を得られますが、収益を上げるようになるまで時間がかかるのが特徴です。
最初は顧客から初期契約してもらい、契約が継続される仕組みを作るのに労力と時間が必要とされることもあります。
そのため始めてしばらくの間は、仕事量と収益が見合うことがあまりなく、「割に合わない」と感じる人も多く挫折する可能性も高いのです。
初めは思うように収益が得られないことを、しっかりと理解しておいたほうがいいでしょう。
しかしある程度ストックを増やせば、そこから爆発的に収益が増えていき、高収入を得ることも不可能ではありません。
収益が得られるようになるまで、仕事を継続できるかが重要なポイントです。
必ず成功するとは限らない
ストック型副業は、資産がうまく蓄積される可能性もありますが、収益を得られない、または最悪の場合マイナスとなるリスクもあるため、必ず成功するとは限りません。
コンテンツが自動的に収益を上げてくれても、良いコンテンツでなければ需要がなく、収益を上げることも難しいです。
つまり、ユーザーに価値のあるサービスやコンテンツを提供できなければ、収益を得ることはできません。
ユーザーが何を求めているのかニーズを把握し、それに応えるサービスやコンテンツを戦略的に提供する必要があります。
ユーザーが求めている価値をいかに提供できるかを、意識しましょう。
収益が不安定になることがある
ストック型副業は、成果が出るまで時間がかかるため、すぐに収入を得られず不安定に感じることもあります。
他にも、「コンテンツの人気に左右される」「競合の増加」「関心の変化」など収入が不安定な理由として考えられます。
たとえば強力なライバルが増えたり、人気やトレンドが変わったりすると収益も低下してしまうこともあるのです。
あとストック型副業では、顧客の契約が長く続かないと収益も増えないだけでなく、収益が減ってしまう可能性もあるでしょう。
一度継続的に収益が得られる仕組みを作っても、それを維持し続けるための努力が必要です。
1つのストック型副業に依存せず、他の仕事を組み合わせてリスクを分散することです。
ストック型の副業一覧
ここではストック型でできる副業の種類について、解説していきます。
ブログ（アフィリエイト）
ストック型副業の1つとして、ブログ(アフィリエイト)があります。
一度書いた記事が読まれ続けることで広告収入やアフィリエイト収入を得られ、安定した収益を生むことができる方法です。
読者に役立つ情報を提供して、定期的に更新するなど読者の関心を維持する努力が求められます。
これらを実践することで、長期的な資産を構築することができます。
動画配信
ストック型副業の動画配信として、主にYouTubeなどで広告収入を得る方法があります。
YouTubeでは、アップロードした動画が継続的に視聴されることで安定した広告収入を得られる可能性があるでしょう。
ユーザーに自分の動画を継続的に再生してもらうには、有益な情報が得られる動画やエンターテイメント性のある動画など、ユーザーへニーズにこたえるコンテンツを企画・作成する必要があります。
常にユーザーのニーズがあるコンテンツを提供できれば、本業以上に大きな収益を得ることも可能です。
デジタルコンテンツ販売
ストック型副業におけるコンテンツ販売とは、自分の経験やノウハウなどをデジタルコンテンツとして販売する仕事です。
コンテンツとして電子書籍、有料note（有料記事）、オンライン講座、音楽などがあります。
一度作ったコンテンツをアップロードすれば販売が続くため、継続的な収入を得ることができます。
質の高いコンテンツを作成するには時間と労力もかかりますが、うまくいけば将来にわたって収益をもたらす資産が構築できるでしょう。
オンラインサロン（コミュニティ運営）
オンラインサロンとは、インターネット上に会員制のコミュニティを構築し、会員から月額料金を集めて収益が得られる仕事です。
初めに、既存のSNS・メルマガリストなどを活用して会員を獲得しなければなりません。
そして専門知識や趣味に関する情報、コミュニティを提供し続けることができれば、会員の継続利用が促されるでしょう。
一度会員になってもらえば、解約や退会されない限り、毎月安定した収益を確保でき、資産として積み上げることができます。
フロー型副業とは？
ここでは、フロー型の特徴や仕組み、メリット・デメリットについて解説していきます。
フロー型の特徴・仕組み
フロー型とは、商品やサービスを販売して売上や収益が上がるのが一度限りである売り切り型ビジネスのことです。
その都度契約を結んで、必要とする顧客に対して必要なときにサービスを提供できます。
フロー型は、顧客によるサービス契約・商品購入のタイミングで売上が発生します。
しかし継続的な売上は見込めないので、常に顧客を獲得する努力が必要です。
フロー型では、働いた時間や作業量に応じて収入を得られ、短期間で確実に収益を上げることができる特徴があります。
フロー型の種類
| 製造型 | モノを製造して売る形式 |
| 店舗型 | 店舗を運営することで利益を得る形式 |
| サービス型 | サービスを提供する代わりに利益を得る形式 |
働いた分だけ報酬が発生しますが、継続的な収入を得るには労働し続ける必要もあります。
しかし、短期的ですが一気に大きな収益を得られる可能性もあるでしょう。
フロー型副業のメリット
ここではフロー型のメリットについて、説明していきます。
すぐに収益を得られる
フロー型副業は、即金性が高く働いた分の報酬がすぐに手に入るので、収益を早く実感できます。
自分の時間や労力を提供すれば、見合った収入が得られるのです。
頑張れば頑張るほど稼げるため、モチベーションアップにつながりやすいでしょう。
また働いた分だけ報酬を得られるので、すぐに収入が必要な人にとって大きなメリットがあります。
爆発的な収益増加を見込める
フロー型副業では、短期間で爆発的な収益増加を見込める可能性はあります。
たとえば、収益を増やすには「単価の高い案件を受注する」「短期間で多くの作業量をこなす」などの方法があります。
また、SNSなど活用して注目を集め、一度に多くの顧客に商品やサービスを提供すれば、大きく売上が伸ばせるケースもあるのです。
やり方しだいで短期的ではありますが、大きな収益を得られるでしょう。
働けばすぐに収益を得られるのは、フロー型の大きな魅力です。
フロー型副業のデメリット
ここではフロー型のデリットについて、説明していきます。
収益を安定させにくい
フロー型副業は、働いた分だけ収入を得られますが、仕事量が減った場合収益も減ってしまい、安定した収入を得るには継続的に仕事を受注し続けなければなりません。
またフロー型副業は、自分が働かなければ収入に結びつかないので、病気や怪我で働けない状況になると収入が途絶えてしまいます。
このように、収益の持続性や安定性には限界があるのです。
継続的に営業活動する必要がある
フロー型副業は、作業や納品といった単発の仕事に対して報酬が発生します。
そのため、新しい仕事を獲得するのに、継続的に営業活動をする必要がでてきます。
そうしないと仕事が途絶えやすくなり、収益が安定しにくいです。
安定的な収益を得るには、新たな顧客や仕事を見つけ続けるための営業活動が不可欠となるのです。
フロー型は働かなければ収入がなく、常に営業しなければならないのは大変です。
フロー型の副業一覧
ここではフロー型でできる副業の種類について、解説していきます。
Webライター
Webライターは、Webサイトやブログに掲載されるコンテンツを執筆します。
Webライター業務は、文章の書き方や構成の基礎さえできれば初心者でも始めやすいです。
クライアントから案件を獲得できれば、働いた分収益が得られます。
しかし、初心者向けの案件は単価が安いことも多く、最初のうちは作業時間に対して収益が低くなりがちです。
ただ、頑張って経験を積めば単価の高い案件を受注でき、収益も高めることができる可能性があります。
せどり（転売）
せどりとは、安く仕入れて高く売ることにより収益を得る仕事のことです。
特別なスキルが不要で、初心者でも比較的簡単に始められます。
働けばそれに比例して収入も増えますが、稼ぐには多くの時間を費やす必要があるでしょう。
安定した収益を得るには、継続的に仕入れて販売することが重要です。
販売する商品によっては、高い収益を得ることができます。
配達業務
副業として、Uber Eatsなどの配達業務もあります。
配達業務は特別なスキルや資格が不要で、普通免許があればすぐに始められ、自分のスケジュールに合わせて働けるのが特徴です。
成果報酬制の案件が多く、働いた分収入も増えるので、短時間で効率的に稼ぐことができます。
しかし、「長時間の運転」「荷物を運ぶ」「天候の影響を受ける」など、体力的に負担が生じます。
また継続的に働くと疲労が蓄積しやすいので、体調管理が重要です。
ストック型・フロー型の違いと比較
| フロー型副業 | ストック型副業 | |
| 特 徴 | 働いた分だけ収入を生む | 自分が働かない日も収入を生む |
| 即金性 | 働けばすぐに収入を得られる | 収入を得るまでに時間がかかる |
| 確実性 | 働けば収入になる | 収入にならないこともある |
| 継続性 | 自分が働かなければ収入はない | 自分が働かなくてもしばらく収入になる |
ストック型とフロー型はそれぞれ違った特徴があり、どちらが優れているとはいえません。
ただ、ストック型は最初にサービスやコンテンツを作れば、その後は継続的に収益を得られる可能性があります。
そのため、近年魅力的な働き方として注目され、多くの人がストック型副業に挑戦しているようです。
ストック型・フロー型 どちらを選ぶ？
ストック型とフロー型、それぞれ稼ぎ方に違いがあるので、本人の目的に応じて仕事を選ぶのがよいでしょう。
たとえば、フロー型は「短期間で収入を得たい人」「手軽に副業を始めたい人」に適しています。
一方、ストック型は「長期的に安定した収入を得たい人」「資産を構築したい人」に適しています。
ストック型にもフロー型にもなる副業一覧
| 副業の種類 | フロー型の例 | ストック型の例 |
| Webライティング | 記事作成の請負 | 自分のブログやサイトを運営 |
| デジタルコンテンツ販売 | デジタルイラストの受注販売 | 電子書籍販売 |
| せどり | すべて自分で作業 | 組織化・外注化 |
同じ仕事でも、やり方によってストック型で稼げるし、フロー型でも稼ぐことができます。
おすすめの副業の方法（やり方）
個人的には、ストック型の副業をおすすめします。
しかしストック型は稼げるようになるまで、収益が得られないのでその間どうするかが問題です。
方法として、フロー型で資金を作っておき、それをストック型の資金にするのもよいでしょう。
また、フロー型で日々収益を得ながら、ストック型で稼げるように並行して行うのもおすすめです。
まとめ：ストック型とフロー型を理解することが重要
副業にもストック型とフロー型の２つの稼ぎ方があり、その違いと特徴について解説してきました。
副業を始めたいと考える人も多いでしょう。
その際ストック型とフロー型の違いをよく理解して、副業を選ぶことが重要となります。
また本人の目的に応じて、ストック型かフロー型、どちらが適しているかを考えることが大切です。
自分に合った働き方を適切に選べば、より多くの収益を上げられる可能性が高まります。
以上となります。
副業にもストック型とフロー型がありその違いはなにか？また気になったらこの記事を読んでみてください。
少しでもこの記事がお役に立てればうれしいです。
